5.5インチエクストラハードの寝心地は?口コミや評判の紹介【シモンズ】
最も太く短いコイルをした5.5インチエクストラハードの特徴と口コミや評判
シモンズでは、すべてのマットレスにJIS規格のピアノ線と同等の硬さの「超硬鋼線」で作られた、耐久性と弾力性に富むコイルを採用しています。
シモンズはこのポケットコイルを、長さが5段階(5.5インチ・6.5インチ・7.5インチ.8.25インチまで)、太さを3段階(1.7mm・1.9mm・2.1mmまで)と多彩に用意。この組み合わせで様々なマットレスを作っています。
その中で【5.5インチ エクストラハード】は、その名前が示す通り、長さが5.5インチ(約14cm)と短めのコイルを使用したマットレスです。
そしてコイルの線径は2.1mm。太い分だけ硬くなっています。
シモンズの全マットレスのなかでも最も硬い部類
最も太く短いコイルをしたエクストラハードは、シモンズの全マットレスのなかでも最も硬い部類にあたります。
詰め物(クッション材)に頼らず、コイルの性質のみで寝心地を調整しており、エクストラハードではポケットコイルの上に薄手のウレタンが一枚入っているのみ。
マットレスの厚さは21cmとシモンズのなかでは最も薄くなっています。
ポケットコイルの特徴である「点で支える」「体圧分散性の高さ」を感じにくく、一部では寝転がった時にバネの反応をほとんど感じないという声もあるほどなので、相当の硬さであると想像していただけるでしょう。
このため、
硬い寝心地にどうしてもこだわりがある方、
腰痛持ち等で医者から硬いマットレスを勧められている方
には非常にお勧めのマットレスですね。
・・・がしかし、通常の寝心地を求める方やホテルのベッドのような寝心地を求めている方には向いてないのです。
5.5インチエクストラハードのサイズ・料金は?
サイズはシングルからクイーンまでの展開。
エクストラハードの価格は販売店にもよりますが、シモンズの定価はシングルサイズで97200円です。
クイーンサイズでも140400円と、シモンズとしてはかなりのお手頃な価格です。
5.5インチエクストラハードおススメの方は
基本的にコイルが硬めであれば、体格がよく体重のある男性向けだと言えますが、ここまで硬い場合は体格差や性別差というよりは、単純に好みの問題です。
今まで床やフローリングに寝ていたけれど、ベッドにして通気性の良さや床から伝わる底冷えを解消したいという人や、とにかく最も硬いマットレスをお好みの人におすすめです。
問題なのは寝心地をちょっとでもよくするために選ぶマットレスではないということです。
エクストラハードは寝心地云々よりもとにかく硬いのが好みという人向けで、体圧分散性に優れ、寝返りの回数を減らし熟睡を目指したい人には向いていません。
シモンズの中では異端のマットレス
シモンズもリュクスやカスタムロイヤルなどの最上位モデルはどれもソフトです。
線径は1.7mmのポケットコイルしか使用していません。
つまり硬い=寝心地がいいとはシモンズも考えていないのです。
ですから、今エクストラハードを購入するメリットは寝心地という観点から考えればほとんどないかもしれません。
ほとんど同じ予算で、ゴールデンバリューやニューフィットも購入できるので、硬さではなく寝心地にこだわりたい人はエクストラハードと寝て比較してみてください。
口コミなどの硬くてしっかりしているという評判に流されないことが大切です。
同じレベルの寝心地で更に良いおすすめのマットレスが「雲のやすらぎマットレス」
このシモンズの5.5インチエクストラハードを探している方なら、マットレスの予算は20-30万円前後(シングル)でしょう。
もちろん、このサイト的にはシモンズの5.5インチエクストラハードもおススメなんですが、実はもっともっとお勧めのマットレスがあります。
その名も「雲のやすらぎマットレス」。
なんと13層の詰め物を採用し、なんと27cmもの極厚マットレスなんです。
高反発タイプにも関わらず、ふっくらと優しい寝心地が魅力的です。
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そして何よりも「腰痛&ヘルニアに最適」という最大の特徴があります。
これだけの寝心地、性能を秘めていて10万円以下で買えてしまうのは本当に驚きです。
ぶっちゃけシーリーやシモンズ、サータ・フランスベッドの20万円以上のマットレスクラスのポテンシャルを秘めています。
正直、5.5インチエクストラハードを買うなら同じ10万円で「雲のやすらぎマットレス」を購入したほうが良いでしょう。