選ぶ前位に要チェック!収納付きのベッドを購入する場合のコツ
快眠のことを考えると、ベッドに収納がついていることは理想的とは言えませんが、ベッドに収納が欲しいと考えている人は少なくありません。
国土の狭い日本の住環境を考えると、収納は多いに越したことはありませんが、収納付きのベッドフレームは通気性が悪いため、かなり気を遣って寝具を選ばないとマットレスは常に湿気っぽくなってしまいます。
一晩で約コップ一杯ぶんの汗がでます。
これがマットレスに溜まりがちでは快眠を期待することはできません。
しかし、新婚さんなど2DKのアパート暮らしなどとなると、少しでも収納が多いほうがありがたいですよね。
実際、私自身も経験があるので、その気持ちは痛いほどわかります。
ですので、このようなケースの場合は収納付きのベッドにせざるを得ないかもしれません。
では、収納付きのベッドを購入する場合、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。
まずは、ベッドの収納に入れるものですが、ベッドフレームの収納のなかにはかなりの湿気がたまることが予想されます。
ベッドの下という低くて屈まないと取り出しができない場所に日常使用するものを入れておくことは考えにくく、恐らく閉めっぱなしになると想像できます。
タオルや下着など日常使用する頻度が高いものをしまっておこうと考えている人も多いかもしれませんが、いずれ不便さが勝ち、普段使わないようなものをしまうことになるはずです。
毎日コップ一杯の汗をかき、しかも閉めっぱなしになりがちなベッドの収納ですから大事なものは極力しまわないほうが無難です。
洋服や本などは、湿気により黄ばみの原因になってしまうため避けるべきでしょう。
特にカシミアのセーターなんてもってのほかです。後悔することは目に見えています。
またアルバムなどの写真もベッドの収納にはむかないので覚えておいてください。
ベッドの下に入れるものは?
ベッドの下の収納にしまっておくものは、なるべく湿気に強くてあまり痛まないもの。もしくは、捨てるほどではないけれど、あまり使用しないようなものを収納されることをおすすめします。
そして、もう一つ、快眠のためには覚えておいて欲しいことがあります。
手間はかかりますが、マットレスは風通しのいい場所で、定期的に立てかけましょう。
特にマニフレックスなどのスプリングのないノンコイル系のウレタンマットレスなどは、2週間に一度くらいは立てかけて汗を抜くことが大切です。