自律神経に関わる快眠のポイントとは?
快眠を得るためのポイントは数多くあります。
脳を休息させるためのポイントというのもありますが、今回は自律神経に関わる快眠のポイントをご紹介していきたいと思います。
快眠のためには良い寝具を使う事はもちろんの事、しっかりとした睡眠に関する勉強が必要です。
何時間寝たらいいのか。
睡眠前にしたほうが良い事。
睡眠前にしてはいけない事。
快眠を得るためにはこの辺の事もしっかりと知っておきましょう。
自律神経には交感神経と副交感神経の二種類
まず、自律神経には交感神経と副交感神経と呼ばれるものがあります。
この2つのうち、どちらが優位に立っているかによって、身体の状態が決まってきます。
ちなみに、そもそも自律神経は、呼吸や消化、体温調節や内分泌の機能など、様々な代謝の働きをしています。
交感神経が有意な場合は?
では、まずは交感神経からみていきましょう。
交感神経が優位にある場合、人は緊張状態で、活動的な精神状態にあります。
お仕事に集中しているときや運動しているときなど、活発に動いているときは交感神経が優位な状態にあります。
副交感神経が優位な場合は?
逆に副交感神経が優位にある場合、人はリラックスできていて休息状態にあります。
睡眠に関していえば、快眠するためには当然ですが副交感神経が優位な状態であることが望ましいのです。
逆に交感神経が優位な状態では快眠することはできません。
いかに寝る前に副交感神経優位の状態を作ることができるかが快眠のためのポイントなのです。
逆に言えば、就寝前に交感神経を刺激しないようにすることが重要なのです。
副交感神経を優位な状態にするためには
ぬるめのお風呂に浸かる。
ノンカフェインのハーブティーを飲む。
リラックスできる香りを嗅ぐ。
軽いストレッチをして身体をほぐす。
ヒーリング音楽を聴く。
などの方法があります。
なかなか眠りにつけない人はぜひ試してみてください。
簡単なことですが、意外と効果が期待できます。
ちなみに、この交感神経と副交感神経の切り替えがうまくできないと、自律神経失調症になってしまいます。
頭痛や立ちくらみなどの様々な不快な症状がでてくる可能性があるので注意が必要です。
快眠を得るためには、副交感神経が優位な状態で眠りにつくことが大切なのだということを覚えておきましょう。